豪腕脱力備忘録

筋トレ、サウナ、プロレス、アイドルその他日常まで幅広く。

コロナウィルスでペースが乱れまくり

コロナウィルスによって、いろいろとやりづらい日々になっているので、こっちのブログも更新がちょっとお留守になってますね。いけませんね。

なんせ趣味のなかで比重の大きいアイドル(観に行く、会いに行く)、プロレスが完全に活動できなくなっているので、日々の生活にハリがなくなってるのは紛れもない事実です。新日本プロレスだったら今頃はニュージャパンカップが終わって、両国大会をワクワクしてる一番楽しい時期なわけですから。

あとは筋トレ(ジム)とサウナかな。幸いどちらも営業はしてくれてはいるものの、正直やっぱり落ち着かない雰囲気です。今までだったら、SNSで気軽に話題にできたものの今は行っても行ったとは書きづらいかな。まあしゃーないですわ。

ちなみに来週から土日は完全にトレーニング休養日にしようかと計画中。自粛要請のなかで敢えて行くのはちょっと気が引けるからね。

作者買いってあんまりしないけど唯一の例外かな

 伊坂幸太郎の本はだいたい好き。これも良かった。

AX アックス (角川文庫)

AX アックス (角川文庫)

 

 小説だし、あんまりストーリーの部分を書くわけにもいかないからざっくりと。

殺し屋の話で、素手での格闘場面の描写にリアリティがあって格闘技やってた人間の僕的には好きなところの一つ。

ちょうど本の半分くらいのところでそれまでの主人公が命を落とすのは予想外でびっくりした。けど、その後は息子が主人公になるのは伊坂幸太郎作品っぽいなーって。ということは最後のほうで別の話のように見せておいて繋がってきて…ほらキターみたいな。

殺し屋シリーズはどうやらすでに2作あるらしいのでそれも読んでみようっと。

「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」がめちゃくちゃ刺さった

少し前に京都のサウナに泊まった日、カプセルのテレビでやってた番組で紹介されてた本がなんか面白そうと思って早速買って読んでみたやつ。いや、なんちゅうタイトルやねんって思ったら結構核心ついてるなーって。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (Sanctuary books)

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (Sanctuary books)

  • 作者:Jam
  • 発売日: 2018/07/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

何かを期待してとかじゃなくて、割と軽い気持ちで買ったので、前半のSNSのところは「ははは、なるほど」くらいに読んでたら、人間関係編で「そうかも」、職場編で「あー、これ!そう!それ!」みたに同意感が強くなってきて、自分のモヤモヤ編ですっきり洗い流されました。

SNSや人間関係やら、ぼんやりと思っていたことを的確で短い言葉で言い表してくれた感じ。それでいて、むやみに我慢をするのではなく、消す、避ける、離れるといったスキルと、根本的な自分との向き合い方まで示してくれるような一冊。

今年に入ってから異動で仕事場が変わって以来、諸事情によってイライラ、モヤモヤすることが多かったものの、状況の改善につながるアクションができた気がするし、僕的にはすでに十分元が取れたと思ってる本かな。むしろもうちょい早く見つけたかったくらい。

僕の周りにいる大切な人たちが人間関係で悩んでたら、そっと差し出してあげたい一冊。もっと端的に言えば、妙にクソマジメだからその反動で病みやすい方におすすめです。そう、そこのあなたです。

コロナウイルスでやることなくなりすぎて困ってる

新型コロナウイルスのせいで新日本プロレスの3.8尼崎大会が中止。この日の大会はロイヤルシートの3列目だったからめちゃくちゃ楽しみにしてたんだけどな。まあ仕方ない。

大規模なイベントは自粛要請とかいって真っ先に中止や延期を余儀なくされてるのに、朝と夕方は普通にそこそこ混んだ電車でみんな出勤してるの本当にバカバカしくていいなって思う。聖域なんだろうな。絶対に突っ込んではいけないんだろうな。

で、世間ではテレワークだの時差出勤だのを推奨とか言ってるけど、今の僕の仕事場(常駐してる客先)はテレワークをやるとネットワーク回線が逼迫する恐れがあるので、優先順位の高い人からテレワーク許可という斬新なルール運用。

いや、ちょっと待ってくれ。優先順位ってなんだw優先順位の高低はどこで決まるんだ。テレワークさせてもらえる人たちはどういう意味で優先順位が高いんだ。さらっと言ってるけどめちゃくちゃツッコミどころ満載だぞ。みんな目を覚ませw

かといって僕がテレワークになったら、そもそも家に仕事ができるようなスペースはないから、テーブルの上に置いたノートパソコンでちゃかちゃかやるって全然仕事感ないし、たぶんフツーにFMとか聞きながらやると思う。やっぱり自分には合わんな。

漫才をまるで競技のように解説しているのがすごい「言い訳」

 3日ほど前に読み始めて、昨日読み終えた一冊。本屋さんで平積みされていて、たぶん面白いんじゃないかと期待して買った本。

言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書)
 

 ナイツは僕の中では好きな芸人さんなので、若干のフィルターはかかってるかもしれないけど、M-1を競技として解説していてとても興味深い内容だった。

僕みたいな素人にはM-1グランプリは漫才コンテストの一つ、という程度の認識しかなかったけど、競技として見たらめちゃくちゃ深いなと。最初の30秒、ラストの30秒、うねりといった要素が組み合わさって爆発的に受るなど。

たしかにタイトルの通り、関東の芸人さんがM-1グランプリで勝てない理由が述べられていると同時に、関西の吉本の層の厚さ、その層に打ち勝ったコンビのことも。

塙さんの解説がめちゃくちゃ的確なので、毎年なんかしらの形で総評を書いてもらいたいくらい。それこそこの本の出版直後だった2019年はどう写ったのか気になる。

「正義の教室 善く生きるための哲学入門」のクセがすごかった

 つい数日前に読み終えた本。Twitterでフォローしている方がよかったとおっしゃっていたので哲学が好きというわけでもないけど、帯の話で惹きつけられたので読んでみた。

正義の教室 善く生きるための哲学入門

正義の教室 善く生きるための哲学入門

  • 作者:飲茶
  • 発売日: 2019/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 正義という言葉自体に正直あんまりいい印象を持っていなかった。アイドルヲタクとしては、いわゆる正義という言葉を大義名分にして、好き放題に暴れるヲタクをここ一年近くでしょっちゅう目にすることになったのが大きいかな。

そんな正義について、学問的に小説形式で説明してくれた本。とてもわかりやすい。

この本で出てきた「功利主義」、「自由主義」、「直観主義」の3つについて、それぞれの説明とその主義の問題点について触れてあり、自分の正義の感覚はどれに近いのかなど考えながら読むと割とあっという間に読みおえてしまった。

哲学に目覚めたとかではないけれども、生きていくうえでの物事の考え方のガイドラインの一つとして、こういうのを読むのも悪くないかもしれない。

難しいことを小説形式や漫画形式で書いている本って結構あるけど、内容が薄くなっているわけではないので、とっかかりには最適なのかもしれない。便利な世の中になったもんですわ。

それにしても、あとがきのクセが強かった。でもこれも正義なんだよね。いやでも強いわ。強すぎるわ。

なんで仕事の飲み会が嫌いなのか理由を挙げてたら止まらなくなった

こないだ金曜日、お仕事関係の飲み会があって久しぶりに酒の席に行ったら、やっぱり自分は酒の席が嫌いなんだなーと実感したので、その話を思い出しつつ、なんで酒の席が嫌いなのかも考えてみた。

まず、一番の理由は酒を飲まないからかな。自分の記憶でここ10年くらいで酒を飲んだのは2~3回くらい。それもビールコップ1杯とか。普段から飲まないからわざわざ行きたいとは思わないようになったのが大きいだろうな。

でも、あとはだいたい飲み会に行くと、普段は目につかなかった「なんだこいつ?」みたいなことに目が行ってしまうんだろうなと。そんなパターンを思いつく限り挙げてみようかな。

最初からウーロン茶を頼んだら、「え、飲めないの?」ってびっくりしたような顔で聞いてくる奴。なんで酒飲むのが大前提みたいな反応してるねん。飲みたくても飲めないんじゃなくてピュアに飲みたくないの。特にお前らとはな。

「そんな大きい身体して飲めないの?」とか意味の分からないことを聞いてくる奴。身体の大きさ関係あるか。だいたい酒飲むために身体鍛えてると思ってんのか。

「ちょっとくらいは飲んだほうがいいんじゃない?」と、さも自分の意見ではないけど飲ませようとする奴。「えっ、飲まないとダメですか?じゃあもし僕が酔って暴れたら全力で止めてくれますか?」って聞き返すとだいたいは引く。なんだったら酔ったフリして暴れてみたかった。

「いや、お前それ聞いてどうするねん?」みたいなプライベートの話題を聞いてくる奴。俺の休みの日の過ごし方を聞いてどうする?知りたいか?ジム行くか、サウナ行くか、家でプロレスの動画配信観てるかくらい。な、聞かなきゃよかったと思ってるやろ?

身体を見て「トレーニングとかやってるんですか?」って聞いてくる奴。何もやってなくてこんな身体なるわけないわ。仮に漁師や木こりやっててもそれだけではならんわ。

プロテインとか飲んでるんですか?」って聞いてくる奴。何が聞きたい?どこのメーカーか、どのくらいをどのタイミングで飲んでるか全部説明してやろうか?聞くんじゃなかったって後悔させる自信あるよ。最後まで聞くか?

「俺も若い頃はこれくらいの筋肉あった」とか競り合ってくる奴。昔の話は知らんし、今どうなのかが大事でしょ。俺は今の年でも体型を維持していることに意味があると思っているから、昔の話で張り合おうとしてる時点でアレ。

「腕相撲しよう」とか言ってくる奴。お前と腕相撲して俺に何のメリットがあるのか教えてくれ。

いない人の仕事のダメ出しから悪口で盛り上がる奴。これどこでもいるよね。仕事の飲み会が嫌いな一番の理由はこれかもしれない。

飲み会で評価を上げようとする奴。お前は勤務時間外の動きであわよくばみたいなチャンスを狙ってるのか。アイドルと繋がろうと必死なヲタクか。見苦しいわ。

飲み会で部下の評価をする上司。たかだか数時間の酒の席の振る舞いごときで評価を変えるような奴に評価なんかされたくないわ。

下手くそな下ネタですべる奴。普段の話が面白くないやつの下ネタが面白いわけがない。普段の話が面白くない奴のエイプリルフールネタが面白くないのと同じ。

お会計が終わってさっさと解散したらいいのに店の前でなんか集まって立ち話する奴。とにかく邪魔。アイドルイベントの特典会が終わった後の出待ちしてる奴か。本編の時間で勝負しろ。

連絡取り合うワケないのに連絡先交換を頼んでくる奴。俺とLINE交換しても何もメリットないことくらいちょっと考えたらわかるだろw

二次会に誘ってくる奴。一次会の俺が楽しそうに見えたのか?酒飲まない奴が二次会まで来たら逆に気持ち悪いだろ。人数がだいぶ減ったところに俺が来たら後で全員ぶっ飛ばされるんじゃないかって怖くなるだろw

ちなみに金曜日の飲み会はここに挙げてることがほとんどあった。そりゃあ罰ゲームみたいな時間になるはずだわw今年はたぶんもう仕事関係の飲み会には行かないつもりだから、クソ飲み会オブ・ザ・イヤーは決定だなw