豪腕脱力備忘録

筋トレ、サウナ、プロレス、アイドルその他日常まで幅広く。

結局それは何対策なのさ?

仕事の帰りに地下街を通ると目に入ったお店では店員さん全員がプラスチックのフェイスガードなるものを装着していた。なんというか異様な光景。あれを見たら、なんかちょっとここのお店やめとこうかなみたいな気持ちになる。

そういえば僕がよく行く本屋さんは入り口にでかい字で「マスクを着用していないお客様の入店は固くお断りします」なんて書いてある。マスクの着用にご協力くださいという言い方はよく見るけど、付けていない場合は入れませんと。

フェイスガードも、マスク非着用お断りも、それ自体の効果うんぬんよりも、パフォーマンスとしてやっているように見えてしまうのがなんとも残念。フェイスガードは効果よりも、「ねえ、見て、ホラ、うちのお店はちゃんとやってるよ」みたいなアピールにしか見えない。でまたそのアピールがクソダサいw

マスクの着用を義務付けるのも、マスクの効果うんぬん以上に、マスクを付けていない客がいることをわざわざ店員さんにクレームを入れる客の対策として、大々的にアピールしているようにしか見えない。ウイルス対策以上のクレーム対策。

というか、今不思議で仕方ないのが、いわゆる3密を避けましょうの意味が、いつの間にか3密の条件が揃ったらどこからともなく新型コロナウイルスが発生するかのような解釈になっているような気がしてならない。

これが新しい生活様式だと言われると、ああそうですかとしか言いようがないけれども、なんかポイントのズレたことが多く見られて、それは結局アピールだったりクレーム避けだったりの対人間の策だったというちょっと残念な話。いつの間にか敵はコロナウイルスから人間になっていたなんて何年後かに語られるんだろうなー。

それにしてもフェイスガードで接客は見てて笑いそうになるから勘弁してほしい。知り合いの店員さんがやってるの見たら「それ付けてどんな気持ち?」って聞いてみたい。