豪腕脱力備忘録

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「今年の総選挙が最後のチャンス」の意味を知りたい

AKB48グループの選抜総選挙があと1ヶ月切って、選挙ポスターやらアピールコメント映像やらが出回るようになってきて、僕としてはとても引っかかる言葉も必然的に目にする機会が増えてきたように感じます。

その言葉は「今年が最後のチャンス」というやつです。この言葉自体というよりは、これをどういう意味として使っているのかが引っかかってしまいます。

これが「選抜総選挙に出るのは今年で最後にして、これからは総選挙つまり投票による選抜入りにこだわらないで新たな方向での自分の磨き方、輝かせ方へ向かいます」というのであれば一向にかまわないです。

例を挙げるならば、ちょうど村山彩希ちゃん(ゆいりー)が自分を魅せる場を劇場公演にして、とにかく多くの公演、ポジションで出ることを最優先において活動するような感じですかね。

対して、本当に勘弁してほしいのが「この結果に進退を懸けます」という意味での最後のチャンス。これは本当に勘弁してほしい。というのは、やめてほしくないという意味だけではなくて、続けるかやめるかの節目を他人(投票)に委ねるのは避けてほしいという気持ちです。そんな大事な選択を総選挙で決めないでという気持ちです。

ちょっと乱暴な言い方かもしれないですが、総選挙は投票するにはお金がかかります。本人が頑張ったって投票する側にもお金の都合があります。それに相対評価なので仮に自己ベスト更新の票数でも自分より票が多いメンバーがいたら評価としては下になってしまいます。

選抜総選挙は自分の実力や頑張りを測る通知表のようなもの…なんて言い方をよくされているものの実際は精度の低いもんです。そんなものに進退を懸けてほしくないというのが僕の考えです。努力や実力はもっと他の場所で、他の方法で測ってほしいです。

自分を自分で評価するなら、もっともっと多くのことを洗い出してからみてほしい。この選抜総選挙にランクインできたか、票数はいくらか、進退を懸けるにはあまりにも浅すぎると思います。だから最後のチャンスというのは選抜にこだわらない自分磨きへのターニングポイントであってくれたら嬉しいです。