豪腕脱力備忘録

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なんで「悔しい」って言われたらイラつくのか

AKB48グループの選抜総選挙の投票が始まり、翌日の恒例になっている速報発表がありました。速報結果とかはどっかのサイトでやってると思うんでそっちをご覧ください。

僕、これ毎回思うんですけど、なんで翌日にやるんだろうって。翌日だったらまさに今の僕みたいにまだ投票できていない人なんてアホほどいるのだから、それほど意味があるとも思えないんですけどね。16日間の投票期間の2日目だけで速報発表ってどうなんだろうって。

でも、速報で名前を呼ばれることをまず目標にするメンバーさんもいるので、マラソン大会でスタート直後にちょっとペース上げて先頭集団に入るのも確かに悪くはないかなという気もします。速報入りが目標ってのもちょっと寂しいけどできる範囲のことといえば分からんでもないような。

その速報発表や最終的な開票発表でたびたび聞かれるフレーズで僕がちょっとイラッとしてしまうのが「悔しい」という感想。「いやいや、ちょっと待ってよ。投票してくれたのはファンの人たちでしょ、悔しいって何よそれ」って毎回思うんですよ。

で、これがなんでイラッとするのかなーって考えてたら、なんとなく僕がイラッとする理由が見えてきました。

結論からいえば「悔しいまでに至る感情や心情が完全に省略されているから」かなと。ここが変に省略されちゃってるから、「何が悔しいんだ」ってなってるんじゃないかな。

得票数が出る→悔しい…ではなく、「どういう気持ちになってその結果なぜ悔しいと思った」のかの部分をもっと言い表してくれたら、「悔しい」に対して、「悔しいって灘ソレ」とはならずに「うん、そうか、それは悔しいだろうね」となるのでは。

たとえば、順位と得票数が出た→思ったよりも低かった→自分の手応えとのギャップを強く感じた→まだ自分の努力ではファンの皆さんを強く動かすことができていなかった→その現状に悔しいと思った…だったらもう少し伝わり方も変わるような。

なんかちょっと哲学的な話になっちゃうけど、人間なんて感情の生きものだから、「誰が」言うか、「どんな言葉」で言うかで受け取り方が大きく変わるなんて当たり前に起こることだからこそ、「悔しい」という気持ちを上手に伝えられたらいいのになと思うわけです。

あ、でも僕はもともと「悔しい」って言う子よりも、「ありがとう」って言って結果を堂々と真正面から受け止めてくれる子のほうが好きです。といっても良し悪しの問題ではなくて、あくまでも好き嫌いの問題ですけどね。やっぱり「ありがとう」が言える子は素敵だと思ってます。