豪腕脱力備忘録

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子供の教育って良くないものを見せないことだけ?

日曜日にあった総合格闘技のプロ修斗で、解説席にいたチャンピオンの扇久保選手が若い選手の挑戦アピールに中指を立てた件に関して、ちょっと違和感を覚えた話。

そりゃ道徳的に考えたら中指を立てるのはアウトなんだろうけど、プロとしてチャンピオンとしての挑発に対するパフォーマンスとして見たらそれほど目くじら立てるようなことじゃないんじゃないというのが僕の感想。

ものすごくエキサイトしていた関係者がいたけど、だったらプロとしてのパフォーマンスで圧倒的な強さでチャンピオンを叩きのめして、正義とかいうものを見せつけたらいいじゃないですか。それがプロでしょう。ボコボコにされて負けたけど中指立てるのはやっぱり違うとかねえ。

で、この手の話で一番めんどくさいのが、「子供が見たらマネする」とかいうの。だからダメだっていう言い分。これは本当にみっともない。

よくないお手本を見せてしまったのなら、「あれはパフォーマンスでやっているんであって、君たちはあんなのマネしちゃダメだぞ」と教えるのが教育であって、マネするからやめろは教育じゃないような。

まして格闘技を子供たちに教えているのであれば、これは心身を鍛えるためのものであって、暴力や犯罪など自分の欲求を満たすために使ってはいけないということは教えているはず。それと同じように方針として認めないのであれば教えるのが大人の役目だと思うんだけどなー。

なんせこの中指騒動は違和感だらけでした。ま、個人的には全試合終了後にいきなりケージに入って自分たちの試合を勝手に決めてた奴らがいて、勝ったほうと戦えとか一方的に言われりゃ、そりゃフツーにムカつくでしょw