豪腕脱力備忘録

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その目標は本当に適切なのかい?

新年最初の「僕の太陽」公演で横島亜衿ちゃん(あえりん)の生誕祭があり、そこで卒業発表がありました。その関連でちょっとひっかかったことについて少々。

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この卒業発表に関するぐぐたすの投稿を読んで、むむっとなったのが、「17歳の誕生日までに目標を達成できなかったら卒業しようと決めました。」の部分。結果的に残念ながら達成できなかったため、卒業を決意したと。

ここなんですよ、僕がひっかかっているのは。それは「どんな目標だったのか」ということではなく、「その目標は本当にあえりんの努力で達成ができることだったのか」という点。平たく言えば卒業を懸けるに適切な目標だったのかと。

たとえば選抜入り。よくある目標ですが、相対的なものなので、いくら自分がベストを尽くしても、曲のコンセプトや周りのメンバーの実力によっては、努力だけで解決できないことも大いにあるでしょう。

他にありがちな握手会の部数をフルにする。これもスタート時点のファンの数にもよるし、ファンの質や傾向にもよるので、いくら本人が頑張ってもなかなか結果に結びつかないということもあるでしょう。

目標を立てるのはもちろん良いことだし大切なことではあるけれども、その目標は現時点の自分が達成するにはどれくらいの時間を要するか、それ以前に自分の力で達成できるのか、というところもやっぱり見極めたうえで立てないと、到底実現不可能なことを考えてしまい、心身ともに消耗して終わりなんてことにもなりかねないでしょう。

そういう点も含めて考えると、あえりんの目標って何だったんだろう。達成できなかったら卒業するというレベルであるなら、それなりに重いものだったとは思うけど、それは本当に適切な目標だったのだろうかというモヤモヤ感。

まだ17歳だから卒業せずに残ってできることを積み重ねるほうがいいのか、まだ17歳だから卒業して他の世界に足を踏み出してみるほうがいいのか、こんなの誰にも分からないし、仮に分かったとしても何年も経ってからでしょうし。

僕にはなんともやりきれない卒業発表でした。もちろんこの次の活動も頑張ってほしいけれども、なんか勿体ないというか残念というか。年初から寂しいですな。