豪腕脱力備忘録

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今さらAKB夢の紅白選抜の話をしてみよう

そういえば年末年始の話題で、大晦日の紅白歌合戦のことを触れていなかったですね。まあ正直あんまり触れたくないところもあります。予想以上のクソ企画だったので。

どこらへんがクソかというと、48位までにランクインすることについて、そこまでの過程での労力というか精神的な負担と、その結果である紅白出演というご褒美があまりにも割に合っていなさすぎて、選抜総選挙とは比にならないくらいの徒労感があったことです。

簡単にいえば「ランクインしてこの程度の扱いかよ」ってとこ。見返りを求めるのはよくないというくだらない精神論は無視しても、やっぱり紅白選抜はあまりにも得られるものが少なすぎた印象です。出てもそんなにおいしくなかったような。兒玉遥さんのように結果に落ち込んだ人もいるわけで。

あと、Twitterで書くとカドが立つので避けていましたが、山本彩さんが1位になって、指原莉乃さんが2位、あと誰だっけ…まあその投票結果が「真の総選挙のランク順位だ」なんてツイートをあちこちで見かけましたが、正直「ん?何だその理屈は?」くらいに不思議に見ていました。

たしかに紅白の投票はかなり特殊なシステムで、いわゆる投票券の購入プロセスがなく専用アプリを入れたら1端末につき1票、テレビも1台につき1票。だから、せいぜい頑張っても、一人あたり2~3票ってところでしょう。つまり実人気を示すバロメーターになる…って言いたいのでしょうかね。

でも、投票券のようなものがない=タダで参加できるってことは、言い換えればタダだから参加した人がいるわけで、その層をファンとして括ってしまうのはちょっと違うような気がするなと。無料で一人一票だから実人気?なんか違うような。

応援するためにお金を出すことを惜しまないというのも人気の尺度であることは間違いないのだから、どちらかといえばこの紅白の投票こそが変則ルールでのいわば参考記録であって、決して人気や実力を示すバロメーターにはなりえないと思います。

というかね、これが本当の実力だの人気どうのこうのって言ってる人たちって、結局は山本彩さんが1位だったから舞い上がってるだけでしょ。もし、指原さんが1位だったら、「ああ、どうせやっぱり」みたいな捨て台詞吐いて終わりでしょ。結果が思い通りになったから企画もすべてヨシみたいな発想でしょう。

なんせ、まあいろいろなことを含めても、この紅白選抜企画は本当にどうしようもないくらいにクソ企画だったなと思ったわけでした。

それはさておき、投票総数46万票で、1位の山本さんでも4万票って思ったより少なかったですね。選抜総選挙でもっと大きな数字に触れているせいか、予想外の規模の小ささにびっくりでした。

さらにいうと48位のボーダーが2700票とかだったかな。企画への個人的な好き嫌いは置いといて、このボーダーにゆかるんを乗せることができなかったことは本当に痛恨の極みです。正直これくらいはいける数字だと思っていました。そこはゆかるん推しとして死ぬほど悔しいです。年末このことばっかり考えていました。